「久」という字のグリフを選択する時に直面する問題について
「久」は、フォントによって基本的な字形が異なる。
以下に、「U+4E45」と「U+4E45 U+E0100」(Adobe Japan のIVD)が、フォントによって、どのように表示されるか示す。

「U+4E45」の Unicode における標準的な字形は、第3画を第2画の払いの中間から起筆する字形である(参照:Unicode Unihan Database)。一般的な手書きの字形も同様である。
しかし、特に日本の明朝体では、第3画を第2画の角の辺りに接して起筆する字形が多く用いられてきたようで、その字形はグリフウィキによると、日本の地域ソース字形とされている。一方、その字形を異体字セレクタを用いて表現するのが「U+4E45 U+E0100」などである。
游フォントや花園フォントの「U+4E45」が、第2画の角の辺りから第3画を起筆する字形になっているのは、それが「U+4E45」の日本語向けの字形であるからなのであろう。そのため、游フォントは第2画の払いの中間から第3画を起筆する字形を表現することが出来ない。花園フォントの場合は Moji_Joho の異体字セレクタを使えば可能である。
比較的新しい Noto フォントの字形はちょっとややこしい。Noto Seif JP は、第3画の起筆位置が第2画の角よりやや下寄りで、何だか2つの字形の中庸を目指したものの、どっち付かずの字形になって、お茶を濁しているように感じる。また、Noto Sans JP は、異体字セレクタを使用しても、第2画の払いの中間に第3画が付いているとしか見えず、これでは異体字セレクタを使う意味が無くなる。このように、Noto フォントは2つの字形を明確に描き分けることが出来ない。
最も新しい Jigmo フォントのように、明確に区別してくれると扱いやすい(字形を選択しやすい)と思われるのだが。なお、第3画を第2画の払いの中間から起筆する字形で「U+4E45」を表示出来る明朝体フォント(無料で使えるもの)は、他に BIZ UDP明朝や IPAex明朝、IPAmj明朝などがある。異体字セレクタで2つの字形の違いを明確に表現出来るのは(無料で使えるもの)、Jigmo と花園明朝、IPAmj明朝などである。
以上
以下に、「U+4E45」と「U+4E45 U+E0100」(Adobe Japan のIVD)が、フォントによって、どのように表示されるか示す。

「U+4E45」の Unicode における標準的な字形は、第3画を第2画の払いの中間から起筆する字形である(参照:Unicode Unihan Database)。一般的な手書きの字形も同様である。
しかし、特に日本の明朝体では、第3画を第2画の角の辺りに接して起筆する字形が多く用いられてきたようで、その字形はグリフウィキによると、日本の地域ソース字形とされている。一方、その字形を異体字セレクタを用いて表現するのが「U+4E45 U+E0100」などである。
游フォントや花園フォントの「U+4E45」が、第2画の角の辺りから第3画を起筆する字形になっているのは、それが「U+4E45」の日本語向けの字形であるからなのであろう。そのため、游フォントは第2画の払いの中間から第3画を起筆する字形を表現することが出来ない。花園フォントの場合は Moji_Joho の異体字セレクタを使えば可能である。
比較的新しい Noto フォントの字形はちょっとややこしい。Noto Seif JP は、第3画の起筆位置が第2画の角よりやや下寄りで、何だか2つの字形の中庸を目指したものの、どっち付かずの字形になって、お茶を濁しているように感じる。また、Noto Sans JP は、異体字セレクタを使用しても、第2画の払いの中間に第3画が付いているとしか見えず、これでは異体字セレクタを使う意味が無くなる。このように、Noto フォントは2つの字形を明確に描き分けることが出来ない。
最も新しい Jigmo フォントのように、明確に区別してくれると扱いやすい(字形を選択しやすい)と思われるのだが。なお、第3画を第2画の払いの中間から起筆する字形で「U+4E45」を表示出来る明朝体フォント(無料で使えるもの)は、他に BIZ UDP明朝や IPAex明朝、IPAmj明朝などがある。異体字セレクタで2つの字形の違いを明確に表現出来るのは(無料で使えるもの)、Jigmo と花園明朝、IPAmj明朝などである。
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