年末のテレビ番組で面白かったのが、
NHKスペシャル 「量子もつれ アインシュタイン 最後の謎」(2024年12月28日 22:00-23:15)
である。
NHKスペシャル 「量子もつれ アインシュタイン 最後の謎」(2024年12月28日 22:00-23:15)
である。
量子もつれというのは不思議な現象であるが、これは現在、量子コンピューターや量子テレポーテーションなど、様々な用途で応用されているものであり、現象としては存在するものであり、当たり前のこととして捉えられている。
番組では、量子もつれが現象として存在するものであるか否かを確かめるために、長年苦闘してきた科学者の軌跡を追っている。
量子もつれに関連して思い出したのが、超常現象に関するNHKの番組である。
ザ・プレミアム 「超常現象 第1集 さまよえる魂の行方」 2014年1月11日 21:00-22:29
ザ・プレミアム 「超常現象 第2集 秘められた未知のパワー」 2014年1月18日 21:00-22:29
何度か再放送されていたので、覚えている方もいるだろう。
この第2集で、量子もつれが、もしかしたらテレパシーなどの超常現象に関係するのではないかと考える科学者がいることを紹介していた。
量子もつれが、宇宙の果てから果てまで瞬時に情報が伝わる現象だと思っている人もいると思うが、量子もつれによる情報の伝達速度には物理的限界があり、光の速度を超えることはない、という研究もあるようだ。量子もつれが即、超常現象にかかわるものとは考えにくいのではないだろうか。
しかし、超常現象と考えられるものの中には、現在の科学では解明出来ないものが存在するのも事実であり、今後の研究の進展の如何では、新たな科学的「真実」が発見されるかもしれない。それは、物理学の世界だけでなく、人間の意識に関する分野にも拡大されるものとなるだろう。
ニュートンやアインシュタインの世界、即ち今日我々が慣れ親しんでいる物理的世界では、時間や空間は自明の存在として認知されている。しかし、例えば全く物の動きが無い世界を想像してみると良い。そこに時間は存在するであろうか?
我々は、物の動きによって時間を認識する。時計の長針が円周の60分の1を進めば1分という時間が経過したと意識する。しかし、時計の針も人間も動物も空気も、体内の血や体液も、宇宙の天体も全て動かない世界では、時間を認識することは出来ないだろう。そのように、時間は何らかの動きを知覚することによって生じる認識なのである。従って、時間は人間の意識と大きく関わっていると考えることが出来るだろう。空間はどうか。空間も同様に複数の異なる点を意識することによって生じる。眼前の点から点を移動すれば線になる。更に奥にある点へ移動すれば、奥行きが生まれる。即ち空間である。このように、我々が生きる相対的世界の像は、我々の意識の動きと密接につながっているのだと考えることが出来るのではないか。
量子の振る舞いで面白いのは、重ね合わせという現象である。測定したり観察した時に量子の状態が確定する。これを意識と関連付ける科学者もいる。もちろん真相は不明であるが、興味深い現象であり、今後の科学の進展に期待したい。
なお、日本の研究者は少ないが、超心理学という学問がある。超常現象を科学的手法で解明しようとする学問分野である。手元にある関連書籍を以下に掲げる。
『幽霊を捕まえようとした科学者たち』
デボラ・ブラム 著 鈴木恵 訳 2007年 文藝春秋社
超心理学以前の19世紀から20世紀初めにかけての心霊研究の動きに関するものである。イギリスの心霊(現象)研究協会 The Society for Psychical Research (SPR) の結成前後の事情など。SPRは現在も活動している。上記「超常現象 第1集 さまよえる魂の行方」でも登場していた。
『前世を記憶する子どもたち』
イアン・スティーヴンソン 著 笠原敏雄 訳 平成2年 日本教文社
『前世を記憶する子どもたち2 ヨーロッパの事例から』
イアン・スティーヴンソン 著 笠原敏雄 訳 平成17年 日本教文社
バージニア大学で、生まれ変わり現象の研究をしていたイアン・スティーブンソンの著書。
『前世を覚えている子どもたち』
トム・シュローダー 著 大野百合子 訳 2002年 ヴォイス
スティーヴンソンに同行取材したジャーナリストの著者によるもの。
『転生した子どもたち ヴァージニア大学・40年の「前世」研究』
ジム・タッカー 著 笠原敏雄 訳 平成17年 日本教文社
イアン・スティーヴンソンの研究室を継承した著者によるもの。
『新版「あの世」からの帰還 臨死体験の医学的研究』
マイクル・B・セイボム 著 笠原敏雄 訳 平成17年 日本教文社
『続「あの世」からの帰還 新たなる真実・47名の臨死体験』
マイクル・B・セイボム 著 笠原敏雄 訳 平成18年 日本教文社
アメリカの医師であり、臨死体験研究者である著者によるもの。
『量子の宇宙でからみあう心たち 超能力研究最前線』
ディーン・ラディン 著 竹内薫 監修 石川幹人 訳 2007年 徳間書店
アメリカの超心理学研究者である著者によるもの。
『超心理学 封印された超常現象の科学』
石川幹人 著 2012年 紀伊國屋書店
情報工学系の専門家である著者が超心理学にもアプローチし、学問としての超心理学の実態について概説した書。
以下は、超能力を持つとされる人物の著書である。
『マインドトレック 遠隔透視の全貌』
ジョー・マクモニーグル 著 杉本広道 訳 2006年 中央アート出版社
遠隔透視能力による諜報活動を米軍で行なっていたとされる著者によるもの。著者は体外離脱経験者であり、下記のロバート・モンローとも関係があった。
『「体外への旅」Journeys Out of the Body』
ロバート・モンロー 著 坂本政道 監訳 川上友子 訳 平成19年 ハート出版
『魂の体外旅行―体外離脱の科学』
ロバート・モンロー 著 笠原敏雄 監修 坂場順子 訳 平成2年 日本教文社
『究極の旅 体外離脱者モンロー氏の最後の冒険』
ロバート・モンロー 著 塩﨑麻彩子 訳 平成7年 日本教文社
モンロー氏は体外離脱を何度も経験したとされる人物で、その経験を複数の書に著している。また、音響技術者であり、モンロー研究所を設立、体外離脱を誘発するという音響技術(ヘミシンク)を開発し、実験を繰り返した。
以上
番組では、量子もつれが現象として存在するものであるか否かを確かめるために、長年苦闘してきた科学者の軌跡を追っている。
量子もつれに関連して思い出したのが、超常現象に関するNHKの番組である。
ザ・プレミアム 「超常現象 第1集 さまよえる魂の行方」 2014年1月11日 21:00-22:29
ザ・プレミアム 「超常現象 第2集 秘められた未知のパワー」 2014年1月18日 21:00-22:29
何度か再放送されていたので、覚えている方もいるだろう。
この第2集で、量子もつれが、もしかしたらテレパシーなどの超常現象に関係するのではないかと考える科学者がいることを紹介していた。
量子もつれが、宇宙の果てから果てまで瞬時に情報が伝わる現象だと思っている人もいると思うが、量子もつれによる情報の伝達速度には物理的限界があり、光の速度を超えることはない、という研究もあるようだ。量子もつれが即、超常現象にかかわるものとは考えにくいのではないだろうか。
しかし、超常現象と考えられるものの中には、現在の科学では解明出来ないものが存在するのも事実であり、今後の研究の進展の如何では、新たな科学的「真実」が発見されるかもしれない。それは、物理学の世界だけでなく、人間の意識に関する分野にも拡大されるものとなるだろう。
ニュートンやアインシュタインの世界、即ち今日我々が慣れ親しんでいる物理的世界では、時間や空間は自明の存在として認知されている。しかし、例えば全く物の動きが無い世界を想像してみると良い。そこに時間は存在するであろうか?
我々は、物の動きによって時間を認識する。時計の長針が円周の60分の1を進めば1分という時間が経過したと意識する。しかし、時計の針も人間も動物も空気も、体内の血や体液も、宇宙の天体も全て動かない世界では、時間を認識することは出来ないだろう。そのように、時間は何らかの動きを知覚することによって生じる認識なのである。従って、時間は人間の意識と大きく関わっていると考えることが出来るだろう。空間はどうか。空間も同様に複数の異なる点を意識することによって生じる。眼前の点から点を移動すれば線になる。更に奥にある点へ移動すれば、奥行きが生まれる。即ち空間である。このように、我々が生きる相対的世界の像は、我々の意識の動きと密接につながっているのだと考えることが出来るのではないか。
量子の振る舞いで面白いのは、重ね合わせという現象である。測定したり観察した時に量子の状態が確定する。これを意識と関連付ける科学者もいる。もちろん真相は不明であるが、興味深い現象であり、今後の科学の進展に期待したい。
なお、日本の研究者は少ないが、超心理学という学問がある。超常現象を科学的手法で解明しようとする学問分野である。手元にある関連書籍を以下に掲げる。
『幽霊を捕まえようとした科学者たち』
デボラ・ブラム 著 鈴木恵 訳 2007年 文藝春秋社
超心理学以前の19世紀から20世紀初めにかけての心霊研究の動きに関するものである。イギリスの心霊(現象)研究協会 The Society for Psychical Research (SPR) の結成前後の事情など。SPRは現在も活動している。上記「超常現象 第1集 さまよえる魂の行方」でも登場していた。
『前世を記憶する子どもたち』
イアン・スティーヴンソン 著 笠原敏雄 訳 平成2年 日本教文社
『前世を記憶する子どもたち2 ヨーロッパの事例から』
イアン・スティーヴンソン 著 笠原敏雄 訳 平成17年 日本教文社
バージニア大学で、生まれ変わり現象の研究をしていたイアン・スティーブンソンの著書。
『前世を覚えている子どもたち』
トム・シュローダー 著 大野百合子 訳 2002年 ヴォイス
スティーヴンソンに同行取材したジャーナリストの著者によるもの。
『転生した子どもたち ヴァージニア大学・40年の「前世」研究』
ジム・タッカー 著 笠原敏雄 訳 平成17年 日本教文社
イアン・スティーヴンソンの研究室を継承した著者によるもの。
『新版「あの世」からの帰還 臨死体験の医学的研究』
マイクル・B・セイボム 著 笠原敏雄 訳 平成17年 日本教文社
『続「あの世」からの帰還 新たなる真実・47名の臨死体験』
マイクル・B・セイボム 著 笠原敏雄 訳 平成18年 日本教文社
アメリカの医師であり、臨死体験研究者である著者によるもの。
『量子の宇宙でからみあう心たち 超能力研究最前線』
ディーン・ラディン 著 竹内薫 監修 石川幹人 訳 2007年 徳間書店
アメリカの超心理学研究者である著者によるもの。
『超心理学 封印された超常現象の科学』
石川幹人 著 2012年 紀伊國屋書店
情報工学系の専門家である著者が超心理学にもアプローチし、学問としての超心理学の実態について概説した書。
以下は、超能力を持つとされる人物の著書である。
『マインドトレック 遠隔透視の全貌』
ジョー・マクモニーグル 著 杉本広道 訳 2006年 中央アート出版社
遠隔透視能力による諜報活動を米軍で行なっていたとされる著者によるもの。著者は体外離脱経験者であり、下記のロバート・モンローとも関係があった。
『「体外への旅」Journeys Out of the Body』
ロバート・モンロー 著 坂本政道 監訳 川上友子 訳 平成19年 ハート出版
『魂の体外旅行―体外離脱の科学』
ロバート・モンロー 著 笠原敏雄 監修 坂場順子 訳 平成2年 日本教文社
『究極の旅 体外離脱者モンロー氏の最後の冒険』
ロバート・モンロー 著 塩﨑麻彩子 訳 平成7年 日本教文社
モンロー氏は体外離脱を何度も経験したとされる人物で、その経験を複数の書に著している。また、音響技術者であり、モンロー研究所を設立、体外離脱を誘発するという音響技術(ヘミシンク)を開発し、実験を繰り返した。
以上








