先日、サブの PC を使用していたら、突然 PC がダウンした。電源ボタンを押しても起動しない。まあ、こういうことは長年 PC を使用していれば、たまにあることなので、驚きはしなかった。


PC が異常終了したり、起動しなかったりするのは、

OS に問題が発生したか(ブルースクリーンが出たりする)、
HDD が故障したか、
電源が故障したか、

大体、そんなことが多い。
マザーボードやメモリの故障は、使用中よりも、むしろ初期不良という形で遭遇することのほうが多いのではないかと思われる。
今回は、電源が昇天したのだろうと思った。

使用していた電源ユニットは、玄人志向の KRPW-BK650W/85+ である。
2018年に発売されて、今でも販売しているものだ。
購入したのは、2020年8月。3年保証のものだが、5年使うことが出来た。

筆者が電源ユニットを購入する際に検討する点は、
1.電源容量 筆者の環境では 500〜750W くらいの間で選ぶことが多い。
2.規格 最近は ATX 3.1 や PCIe 5.1 に準拠するものが出てきている。
3.サイズ 奥行が大きいと困る場合がある。
4.保証期間
5.メーカー
6.価格

電源変換効率( 80 PLUS や Cybenetics )については、電源ユニットの売り文句の一つとして、よく目にするのであるが、今では安いものでも大体は 80PLUS のいずれかの認証がある。価格が高くなれば当然ランクは上がるので、筆者はあまり電源変換効率については気にしていない。

コンデンサーなどのパーツの品質についても価格相応なので、あまり気にしない。また、ケーブルについては、最近は安いものでもプラグイン方式になっているものがあるので、あまりこの点も気にしていない。

それよりも、長く使いたいならば、メーカー保証期間を重視して選ぶほうが良いと思っている。
以前は、保証期間が1年の安い電源ユニットを使うことが多かったのだが、いずれも2~3年で寿命となった。何回か、そうしたことを繰り返した後に、上記の3年保証の電源を使ったら、5年使えた。そういう経験から、やはり保証期間は目安として有効だと感じている。

最近は、玄人志向の安いものでも保証期間が3年となっている。保証期間が長くなれば、それだけ価格も高くなるのであるが、今回代替として購入した Corsair の CX550 は 2023年発売のやや古いモデルで、ケーブルは直付けであり、最新の規格には対応していないものの、価格は7,000円弱であり、上記の玄人志向のものとそれほど違いはない。そして、保証期間は 5年である。ちなみに、今年新調したメインの PC の電源ユニットは、7年保証である。

これで 5〜6年後に訪れるであろう次回の PC の買い替え時期まで使用出来ればいいと思っている。今回の購入時には、7年保証や 10年保証で最新の規格に対応したものも候補として考えた。価格は、倍以上する。しかし、5年後にはまた新たな規格が出てくるかもしれず、サブの PC に用いる電源としては、最低限のものでよいと考えた。


今回、電源ユニットを交換するに際しては、PC ケースも新しいものに替えた。これまでは、Cooler Master の Centurion 5 という古いケースを使いまわしてきた。しかし、これは背面に 120mm のファンがあるものの、前面には 80mm のファンしか無い。側面に 90mm のファンを 2個追加していたが、さすがに今日の環境では冷却に難があった。

新しいケースは、サブ PC 用なので安いものでよいと思い、ZALMAN の T8 にした。ネット上のレビューでは、あまり芳しくない評価であるが、実際に組んでみると、とりあえずは無難に使えそうである。

ビデオカードや電源の取り付けは特に問題なく出来た。たまたま歪みの無い個体だったのかもしれない。一応、ATX に対応しているが、筐体のサイズが小さいので、ATX の MB だと窮屈になるかもしれない。筆者の MB は microATX なので、問題は無い。いろいろ文句の付けようのあるケースだが、とりあえず使えれば良いという割り切った用途なら、これもありだと思う。また、価格の安さと軽さは、魅力である。デフォルトでは、背面に 120mm のファンしか付いていないので、前面に 120mm のファンを2個追加した。吸気口にはフィルターが無いので、対策が必要と感じている。


以上


追伸 2025.11.04
ZALMAN の T8 は、電源をケースの上部に付けるタイプである。ケースの上部に熱が溜まることを考えると、電源には酷な環境かと思われるが、昔のケースは、ほどんどがこういうタイプであった。