Volumio の DAC、Preciso を試用してみた。
Volumio の Preciso は、今年5月30日発売の DAC である。ESS の新世代 DAC チップである ES9039Q2M を 2 基用いたデュアル DAC 構成となっている。隣国製のものなら、似たスペックで安いものがあるようだが、欧州のブランドで、これで10万円強というのは破格の値段であると思う。I2S入力もある。
とりあえず、当該機が届いたばかりなので、箱から出してデフォルトの設定のまま PC につなぎ、音を出して従来の環境と比較してみた。大まかな構成は以下の通り。
従来の環境
Windows PC >> USB >> iFi NEO iDSD2 >> XLR >> Cambridge Audio CXA81 >> KEF LS50 Meta
新たな環境
Windows PC >> USB >> Volumio Preciso >> RCA >> Cambridge Audio CXA81 >> KEF LS50 Meta
※最初に Preciso の本体を箱から取り出した時、米粒ほどの小さいゴム製部品が落ちてきた。本体の裏面をよく見ると、本体のゴム足が 1 個、抜けていた。うっかりすると失くしてしまいかねないので、注意が必要である。
比較する上で、XLR を一々つなぎ直すのは面倒なので、Preciso はアンバランスでつないだ。音質的には、当該機はエイジングもせず、しかもアンバランス接続なので、不利だと言える。だから、特に期待はしていなかった。しかし、良い意味で予想は裏切られた。以下に感想を述べる。
1. Preciso は、ロック、ポップス、ジャズ、クラシックの、どのジャンルでも、NEO iDSD2 より音質は上だと感じた。
2. Preciso は、NEO iDSD2 よりもやや柔らかく艶のある音だと感じた。そのため一聴して、おとなしい音に感じることもある。逆に NEO iDSD2 は、やや硬めの音である。
3. NEO iDSD2 ではボーカルに背景の楽器音などが纏わりついているように感じる場面があったが、Preciso では音の分離が良く、不快な感じはない。
4. Preciso は NEO iDSD2 よりも、各楽器音やボーカルの分離がよく、解像感が高い。
5. Preciso は NEO iDSD2 よりも、楽器音などの質感が高い。
6. Preciso は NEO iDSD2 よりも、背景の静寂さを感じることが出来、音場の奥行きが深く感じられる。
7. Preciso は NEO iDSD2 よりも、上記のような傾向ゆえか、音像の定位が良いと感じられる。
このように、Preciso は NEO iDSD2 よりも音質が良く、コストパフォーマンスは高いと思われる。今後は、バランス接続など、いろいろ試していきたい。
以上
追記 2025.12.09
Preciso を NEO iDSD2 の代わりとして、継続使用することにした。XLR でアンプとバランス接続すると、より音質が向上したと感じた。NOS モードは、ON にしているが、大きな違いは今のところ感じられない。フィルターはデフォルト(ミニマムフェーズ)のままであるが、NOS モードを ON にしているので関係ないと思う。NOS モードを OFF にしている時に少しフィルターを変えてみたが、あまり大きな違いは感じられなかった。
電源に関しては、完実電気の PFT-T3000AF に AC アダプターを差してみたが特段変化は無かったので、元の audio-technica のタップに戻した。また、NEO iDSD2 では、S/PDIF(同軸)に光城精工の Crystal E を接続すると若干音がクリアになったのだが、Preciso に Crystal E を接続しても変化は感じられなかった。
Preciso に換えて、低域から高域まで全体的に音質の向上が著しいのだが、一例を挙げると、John Coltrane の "My Favorite Things" は古い音源で、筆者の所有する CD 自体も随分昔に購入したもの。NEO iDSD2 で聞いていた時は、今一つ冴えない感じで、古いから仕方ないものと思っていた。しかし、Preciso で聞くと、ウッドベースの低音に表情が出て来るし、控えめな音量のドラムの音もドラムらしい質感が感じられるようになった。古臭さは否めないにしても、ソプラノ・サックスやピアノも音質が以前より明らかに良くなっているので、全体として楽しめるようになった。他のポップスやロックの曲でも、ベースやバスドラムなど低音域の質感はかなり良くなったと感じている。
追記 2025.12.14
隣国製の DDC である U18 を PC と DAC の間に入れてみた。DDC とDAC の接続は I2S である。
DDC 側の HDMI の pinout mode は、MODE3 で、DSD FLAG pin は、F14 にした。他のモードでも音は出るが、念のため。なお、MODE2 と MODE4 は左右逆になる。
DDC を入れた場合と、そうでない場合を比較してみたところ、大きな違いは感じられなかった。時間が経てば、違ってくるかもしれない。
追記 2025.12.18
使用していなかったマスタークロックジェネレーターを DDC に接続した。これは XC1 という隣国製の安いもので、精度もあまり高くない。以前、NEO iDSD2 にインピーダンスを変換して接続してみたが、使えなかった。元々出力信号の電圧が余り高くないのに加えて、インピーダンス変換による電力損失の影響もあったかもしれない。しかし、NEO iDSD2 の 10MHz 外部クロック入力は、仕様通りではない可能性もある。実際、サイバーシャフトのホームページには、同社の製品が NEO iDSD2 には対応していないという記載がある。例えば、同社の Palladium シリーズは、50 オーム時に 1.6Vpp の出力レベルがあり、NEO iDSD2 の仕様には合っているように見えるのだが、使えないという。同社では特注対応しているようだ。
それはともかくとして、XC1 を DDC に接続して、内部クロックと外部クロックの比較をすると、ほとんど違いは感じられなかったのだが、特定の女性ボーカルでは、外部クロックのほうが僅かに滑らかになったり、ややこもった感じの声が少し明瞭になったような印象があった。
追記 2025.12.21
DDC の電源部とコンセントの間に昇圧トランスを挟んでみた。違いはあまり分からなかった。この時点で、DAC の I2S と USB の比較をしてみたところ、DDC 経由で I2S 接続しているほうが、Preciso に直接 USB で入力するよりも、僅かに中低域が力強く響いているように感じられた。しかし、その差は本当に微妙なものであり、これは Preciso の優秀さを示していると言えるかもしれない。
ところで、トランスを DDC に繋げる際に、以前から使っていた audio-technica のタップと、完実電気の PFT-T3000AF とを比較してみたところ、PFT-T3000AF に繋げたほうが良い印象を得た。そこで、DDC だけでなく、Preciso や CXA81 も、PFT-T3000AF に繋げたところ、格段に音が良くなった。NEO iDSD2 を使用していた時は、PFT-T3000AF に良い印象が無かったが、今回は寧ろ PFT-T3000AF の本来の性能が発揮されたものと思われる。
更に、CXA81 の電源にも昇圧トランスを繋げたが、その効果は良く分からなかった。しかし、以前は音量をかなり上げないとクリアな感じがしないことがあったのだが、控えめな音量でもクリアな音質が楽しめるようになった。そういう点では、トランスの効果はあったのかもしれない。
こうして、個々の機器の効果は微妙なものもあったが、総体としては、かなり音質の向上を図ることが出来たと思われる。中でも DAC と電源タップの効果が大きかった。クラシックを聴くと、ピアノの音が NEO iDSD2 を使用していた時とは随分変わった感じがする。一音一音の響きが、とても美しいと感じる。他の楽器も同様である。また、機器の追加や交換で比較する際に、よく使用する楽曲の一つに、90年代に発売されたポップスの女性ボーカルの曲があるのだが、これはボーカルにリバーブのようなエフェクトが僅かにかかっているように感じられるもので、再生環境が良くないと声がこもったように聞こえ、それは CD の音質自体が悪いのではないかと感じてしまうほどである。そのため、このボーカルがどの程度クリアに聞こえるかが、再生環境の評価につながっている。そして、今回、このボーカルが、今までで最もクリアに聞こえるようになったことは、大きな成果である。(追記)改めて聞き直すと、寧ろボーカルにエフェクトがかかっているというのは勘違いであったかと思う。それくらいの印象の違いがある。
※昇圧トランスは、サウンドハウスの SU-6EE と SU-10EE である。
追記 2026.01.10
AKG の K240 STUDIO をアンプのヘッドフォン端子につなげて聴いてみた。以前、NEO iDSD2 のヘッドフォン端子につなげて聴いた時の印象よりは、かなり良い感じに聴こえる。ただ、やはりスピーカーで聞くよりも、モヤっとした感じがするし、ボーカルや楽器音の質感が今一つという印象がある。また、ベースの音がかなり前に出てくるなど、スピーカーの場合と比べると各楽器の音のバランスが悪いという印象。
追記 2026.01.10
Preciso のゴム足について、上記のように赤字で追記。
追記 2026.01.13
Preciso を導入して、ある程度時間が経ったので、DDC などを通した I2S と PC 直結の USB とを、もう一度比較してみたが、大きな違いは感じられなかった。強いて言えば、I2S のほうが、やや滑らかな音のように感じられる。
また、Ubuntu Studio の PC から S/PDIF(Opt)で接続した音も比較して聴いてみたが、こちらはやや硬い感じがするが、その他はあまり違いは無い印象だった。少し硬い感じがするのは、再生に MPD を使用しているせいかもしれない。硬いと言っても比較した上での僅かな印象の差であって、比較せずに聴いていれば気になることはない。
追記 2026.01.24
2025.12.21 の記述に、青字で追記。
追記 2026.01.28
Preciso に光城精工の Crystal E を接続しても変化は感じられなかったのだが、DDC の S/PDIF(同軸)に Crystal E を接続すると若干音がクリアになるように感じられた。特に女性のややハスキー気味な柔らかい声質のボーカルで、声を張り上げたりする場合や長音の発声の際に、やや付帯音が気になることがあったが、それが軽減されたように感じる。また、シャカシャカ、ジャカジャカと賑やかな伴奏の曲が、少し聞きやすくなったようにも感じられる。
追記 2026.01.28
上記のように、DDC に Crystal E を接続したが、その状態で、DDC 経由の I2S と、PC 直結の USB とを比較したところ、明らかに I2S のほうが、音が滑らかで良い印象であった。USB のほうは、比較すると、ややカサついた感じの音に聴こえた。
追記 2026.02.19
ZARD の「負けないで」という曲の一番最後の「ひーとみー」の「みー」は、以前の環境ではやや音の歪みが感じられたのだが、現在はそういうことがない。
※現在の環境
↓ Crystal E( grounding box )
PC → USB → U18( DDC )→ HDMI( I2S )→ Preciso( DAC )→ XLR → CXA81( integrated amplifier )→ LS50 Meta( loudspeakers )
│↑ XC1( master clock generator ) │ │
│ └────────────┐ │ │
└ SU-6EE( step-up transformer ) │ │ └ SU-10EE( step-up transformer )
│ │ │ │
└─────────── PFT-T3000AF( power strip )─────┘
├──── Crystal E( grounding box )
wall outlet( 2-prong )
ケーブル:
オヤイデ電気 d+ USB classB
ELECOM イーサネット対応プレミアム HDMI ケーブル
オヤイデ電気 d+ XLR classB
CANARE 4S6
光城精工 KS-0 メドゥーサ( PFT-T3000AF 用)
他は各製品付属のものを使用
とりあえず、当該機が届いたばかりなので、箱から出してデフォルトの設定のまま PC につなぎ、音を出して従来の環境と比較してみた。大まかな構成は以下の通り。
従来の環境
Windows PC >> USB >> iFi NEO iDSD2 >> XLR >> Cambridge Audio CXA81 >> KEF LS50 Meta
新たな環境
Windows PC >> USB >> Volumio Preciso >> RCA >> Cambridge Audio CXA81 >> KEF LS50 Meta
※最初に Preciso の本体を箱から取り出した時、米粒ほどの小さいゴム製部品が落ちてきた。本体の裏面をよく見ると、本体のゴム足が 1 個、抜けていた。うっかりすると失くしてしまいかねないので、注意が必要である。
比較する上で、XLR を一々つなぎ直すのは面倒なので、Preciso はアンバランスでつないだ。音質的には、当該機はエイジングもせず、しかもアンバランス接続なので、不利だと言える。だから、特に期待はしていなかった。しかし、良い意味で予想は裏切られた。以下に感想を述べる。
1. Preciso は、ロック、ポップス、ジャズ、クラシックの、どのジャンルでも、NEO iDSD2 より音質は上だと感じた。
2. Preciso は、NEO iDSD2 よりもやや柔らかく艶のある音だと感じた。そのため一聴して、おとなしい音に感じることもある。逆に NEO iDSD2 は、やや硬めの音である。
3. NEO iDSD2 ではボーカルに背景の楽器音などが纏わりついているように感じる場面があったが、Preciso では音の分離が良く、不快な感じはない。
4. Preciso は NEO iDSD2 よりも、各楽器音やボーカルの分離がよく、解像感が高い。
5. Preciso は NEO iDSD2 よりも、楽器音などの質感が高い。
6. Preciso は NEO iDSD2 よりも、背景の静寂さを感じることが出来、音場の奥行きが深く感じられる。
7. Preciso は NEO iDSD2 よりも、上記のような傾向ゆえか、音像の定位が良いと感じられる。
このように、Preciso は NEO iDSD2 よりも音質が良く、コストパフォーマンスは高いと思われる。今後は、バランス接続など、いろいろ試していきたい。
以上
追記 2025.12.09
Preciso を NEO iDSD2 の代わりとして、継続使用することにした。XLR でアンプとバランス接続すると、より音質が向上したと感じた。NOS モードは、ON にしているが、大きな違いは今のところ感じられない。フィルターはデフォルト(ミニマムフェーズ)のままであるが、NOS モードを ON にしているので関係ないと思う。NOS モードを OFF にしている時に少しフィルターを変えてみたが、あまり大きな違いは感じられなかった。
電源に関しては、完実電気の PFT-T3000AF に AC アダプターを差してみたが特段変化は無かったので、元の audio-technica のタップに戻した。また、NEO iDSD2 では、S/PDIF(同軸)に光城精工の Crystal E を接続すると若干音がクリアになったのだが、Preciso に Crystal E を接続しても変化は感じられなかった。
Preciso に換えて、低域から高域まで全体的に音質の向上が著しいのだが、一例を挙げると、John Coltrane の "My Favorite Things" は古い音源で、筆者の所有する CD 自体も随分昔に購入したもの。NEO iDSD2 で聞いていた時は、今一つ冴えない感じで、古いから仕方ないものと思っていた。しかし、Preciso で聞くと、ウッドベースの低音に表情が出て来るし、控えめな音量のドラムの音もドラムらしい質感が感じられるようになった。古臭さは否めないにしても、ソプラノ・サックスやピアノも音質が以前より明らかに良くなっているので、全体として楽しめるようになった。他のポップスやロックの曲でも、ベースやバスドラムなど低音域の質感はかなり良くなったと感じている。
追記 2025.12.14
隣国製の DDC である U18 を PC と DAC の間に入れてみた。DDC とDAC の接続は I2S である。
DDC 側の HDMI の pinout mode は、MODE3 で、DSD FLAG pin は、F14 にした。他のモードでも音は出るが、念のため。なお、MODE2 と MODE4 は左右逆になる。
DDC を入れた場合と、そうでない場合を比較してみたところ、大きな違いは感じられなかった。時間が経てば、違ってくるかもしれない。
追記 2025.12.18
使用していなかったマスタークロックジェネレーターを DDC に接続した。これは XC1 という隣国製の安いもので、精度もあまり高くない。以前、NEO iDSD2 にインピーダンスを変換して接続してみたが、使えなかった。元々出力信号の電圧が余り高くないのに加えて、インピーダンス変換による電力損失の影響もあったかもしれない。しかし、NEO iDSD2 の 10MHz 外部クロック入力は、仕様通りではない可能性もある。実際、サイバーシャフトのホームページには、同社の製品が NEO iDSD2 には対応していないという記載がある。例えば、同社の Palladium シリーズは、50 オーム時に 1.6Vpp の出力レベルがあり、NEO iDSD2 の仕様には合っているように見えるのだが、使えないという。同社では特注対応しているようだ。
それはともかくとして、XC1 を DDC に接続して、内部クロックと外部クロックの比較をすると、ほとんど違いは感じられなかったのだが、特定の女性ボーカルでは、外部クロックのほうが僅かに滑らかになったり、ややこもった感じの声が少し明瞭になったような印象があった。
追記 2025.12.21
DDC の電源部とコンセントの間に昇圧トランスを挟んでみた。違いはあまり分からなかった。この時点で、DAC の I2S と USB の比較をしてみたところ、DDC 経由で I2S 接続しているほうが、Preciso に直接 USB で入力するよりも、僅かに中低域が力強く響いているように感じられた。しかし、その差は本当に微妙なものであり、これは Preciso の優秀さを示していると言えるかもしれない。
ところで、トランスを DDC に繋げる際に、以前から使っていた audio-technica のタップと、完実電気の PFT-T3000AF とを比較してみたところ、PFT-T3000AF に繋げたほうが良い印象を得た。そこで、DDC だけでなく、Preciso や CXA81 も、PFT-T3000AF に繋げたところ、格段に音が良くなった。NEO iDSD2 を使用していた時は、PFT-T3000AF に良い印象が無かったが、今回は寧ろ PFT-T3000AF の本来の性能が発揮されたものと思われる。
更に、CXA81 の電源にも昇圧トランスを繋げたが、その効果は良く分からなかった。しかし、以前は音量をかなり上げないとクリアな感じがしないことがあったのだが、控えめな音量でもクリアな音質が楽しめるようになった。そういう点では、トランスの効果はあったのかもしれない。
こうして、個々の機器の効果は微妙なものもあったが、総体としては、かなり音質の向上を図ることが出来たと思われる。中でも DAC と電源タップの効果が大きかった。クラシックを聴くと、ピアノの音が NEO iDSD2 を使用していた時とは随分変わった感じがする。一音一音の響きが、とても美しいと感じる。他の楽器も同様である。また、機器の追加や交換で比較する際に、よく使用する楽曲の一つに、90年代に発売されたポップスの女性ボーカルの曲があるのだが、これはボーカルにリバーブのようなエフェクトが僅かにかかっているように感じられるもので、再生環境が良くないと声がこもったように聞こえ、それは CD の音質自体が悪いのではないかと感じてしまうほどである。そのため、このボーカルがどの程度クリアに聞こえるかが、再生環境の評価につながっている。そして、今回、このボーカルが、今までで最もクリアに聞こえるようになったことは、大きな成果である。(追記)改めて聞き直すと、寧ろボーカルにエフェクトがかかっているというのは勘違いであったかと思う。それくらいの印象の違いがある。
※昇圧トランスは、サウンドハウスの SU-6EE と SU-10EE である。
追記 2026.01.10
AKG の K240 STUDIO をアンプのヘッドフォン端子につなげて聴いてみた。以前、NEO iDSD2 のヘッドフォン端子につなげて聴いた時の印象よりは、かなり良い感じに聴こえる。ただ、やはりスピーカーで聞くよりも、モヤっとした感じがするし、ボーカルや楽器音の質感が今一つという印象がある。また、ベースの音がかなり前に出てくるなど、スピーカーの場合と比べると各楽器の音のバランスが悪いという印象。
追記 2026.01.10
Preciso のゴム足について、上記のように赤字で追記。
追記 2026.01.13
Preciso を導入して、ある程度時間が経ったので、DDC などを通した I2S と PC 直結の USB とを、もう一度比較してみたが、大きな違いは感じられなかった。強いて言えば、I2S のほうが、やや滑らかな音のように感じられる。
また、Ubuntu Studio の PC から S/PDIF(Opt)で接続した音も比較して聴いてみたが、こちらはやや硬い感じがするが、その他はあまり違いは無い印象だった。少し硬い感じがするのは、再生に MPD を使用しているせいかもしれない。硬いと言っても比較した上での僅かな印象の差であって、比較せずに聴いていれば気になることはない。
追記 2026.01.24
2025.12.21 の記述に、青字で追記。
追記 2026.01.28
Preciso に光城精工の Crystal E を接続しても変化は感じられなかったのだが、DDC の S/PDIF(同軸)に Crystal E を接続すると若干音がクリアになるように感じられた。特に女性のややハスキー気味な柔らかい声質のボーカルで、声を張り上げたりする場合や長音の発声の際に、やや付帯音が気になることがあったが、それが軽減されたように感じる。また、シャカシャカ、ジャカジャカと賑やかな伴奏の曲が、少し聞きやすくなったようにも感じられる。
追記 2026.01.28
上記のように、DDC に Crystal E を接続したが、その状態で、DDC 経由の I2S と、PC 直結の USB とを比較したところ、明らかに I2S のほうが、音が滑らかで良い印象であった。USB のほうは、比較すると、ややカサついた感じの音に聴こえた。
追記 2026.02.19
ZARD の「負けないで」という曲の一番最後の「ひーとみー」の「みー」は、以前の環境ではやや音の歪みが感じられたのだが、現在はそういうことがない。
※現在の環境
↓ Crystal E( grounding box )
PC → USB → U18( DDC )→ HDMI( I2S )→ Preciso( DAC )→ XLR → CXA81( integrated amplifier )→ LS50 Meta( loudspeakers )
│↑ XC1( master clock generator ) │ │
│ └────────────┐ │ │
└ SU-6EE( step-up transformer ) │ │ └ SU-10EE( step-up transformer )
│ │ │ │
└─────────── PFT-T3000AF( power strip )─────┘
├──── Crystal E( grounding box )
wall outlet( 2-prong )
ケーブル:
オヤイデ電気 d+ USB classB
ELECOM イーサネット対応プレミアム HDMI ケーブル
オヤイデ電気 d+ XLR classB
CANARE 4S6
光城精工 KS-0 メドゥーサ( PFT-T3000AF 用)
他は各製品付属のものを使用








