Windows11 のシステムフォントとして昨年採用された Noto Serif JP の岸という字が出ない問題について。
Windows11 のシステムフォントである Noto Serif JP を指定して、岸という字を入力しても、ゴシック体の文字が出てくる。例えば、LibreOffice Writer で、Noto Serif JP と、Noto Sans JP などのゴシック体フォントで岸という字を入力すると、以下のようになる。

グリフの印象から考えると、代替として Noto Sans JP が使用されているものと思われる。
Windows の設定>>個人用設定>>フォントで、Noto Serif JP を開き、フォントのプレビュー用の入力欄に岸と入力すると、以下のようになり、Noto Serif JP には岸という文字のデータが無いことが分かる。

ネットで検索すると、この問題は遅くとも 2024 年 8 月には、ウェブフォントの Google Fonts に関して指摘されており、その問題が解決されないまま Windows に搭載されてしまったものと考えられる。
※参考
Cocoonフォーラム
[解決済] Cocoonで設定したフォントNoto Sherif JPで"岸"の文字だけゴシックになってしまっている!
現在、Google Fonts の Noto Serif JP では、改善されたようで、岸の字が表示出来る。
※参照
Google Fonts Noto Serif JP
しかし、Windows の当該フォントは更新されていないようで、問題を抱えたままである。
そこで、このフォントを削除して、最新のバージョンのフォントをインストールするという方策が考えられるのであるが、このフォントはシステムフォントでありアンインストール出来ないという表示が出る。

このフォントが保存されている、C:\Windows\Fonts を開き、このフォントを右クリックしてもプロパティが表示されず、フォントに対する権限を変更して、フォントを削除することも出来ない。

親フォルダはプロパティを表示出来るがセキュリティタブが無い。その上の Windows フォルダのプロパティにはセキュリティタブがあり、アクセス権限を変更出来るかと思われるが、そこまでやるとなると面倒であるし、不慮の問題が生起して困ることになるかもしれない。
従って、Noto Serif JP をアンインストールして、最新版をインストールし直すことは諦めたほうがよいと思われる。
代替策としては、名称の異なるフォントをインストールすることが考えられる。名称の同じ Noto Serif JP をインストールすると、保存されるフォルダは異なるものの、名称が同じであることからコンフリクトを起こす可能性は高い。しかし、名称が異なれば、その可能性は低くなるだろう。
幸い、Noto フォントには、Noto CJK というフォントがある。ダウンロードするには、GitHub の以下のサイトにアクセスする。
Github notofonts / noto-cjk

このページの右の欄に、Releases という表示があり、そこに Noto Serif CJK の最新バージョンへのリンクがある。それをクリックすると以下のページに飛ぶ。

この中で、自分が必要とするものをクリックすれば、ダウンロード出来る。比較的最新の環境であれば、一番上の Static Super OTC で良いであろうし、どれを選べば良いか分からなければ、Assets の上にある guide をクリックして、説明を読めばよい。Noto CJK は、繫体字中国語、繁体字中国語(香港)、簡体字中国語、韓国語、日本語の各フォント、それぞれ 7 ウェートずつをまとめたものだが、各言語ごとのファイルをダウンロードすることも出来る。
ダウンロードした zip ファイルを解凍してインストールし、Windows の設定>>個人用設定>>フォントを見ると、Noto serif CJK HK、Noto serif CJK JP、Noto serif CJK KR、Noto serif CJK SC、Noto serif CJK TC の 5 言語用フォントがインストールされているのが分かるだろう。HK は Hong Kong、KR は Korean、SC は Simplified Chinese、TC は Traditional Chinese のことである。そして、Noto serif CJK JP をクリックしてプレビュー用の入力欄に岸と入力すると、以下のように表示され、岸の字が表示されることが確認出来る。

LibreOffice Writer で、Noto Serif JP と Noto serif CJK JP、その他の明朝体フォントで、岸の字を入力したものが以下の図である。

とりあえず、現状では Noto Serif JP と Noto serif CJK JP の混在が可能である。今後、何か問題が生じるかもしれないが、その時は、このページで追記して報告することにしたい。
以上

グリフの印象から考えると、代替として Noto Sans JP が使用されているものと思われる。
Windows の設定>>個人用設定>>フォントで、Noto Serif JP を開き、フォントのプレビュー用の入力欄に岸と入力すると、以下のようになり、Noto Serif JP には岸という文字のデータが無いことが分かる。

ネットで検索すると、この問題は遅くとも 2024 年 8 月には、ウェブフォントの Google Fonts に関して指摘されており、その問題が解決されないまま Windows に搭載されてしまったものと考えられる。
※参考
Cocoonフォーラム
[解決済] Cocoonで設定したフォントNoto Sherif JPで"岸"の文字だけゴシックになってしまっている!
現在、Google Fonts の Noto Serif JP では、改善されたようで、岸の字が表示出来る。
※参照
Google Fonts Noto Serif JP
しかし、Windows の当該フォントは更新されていないようで、問題を抱えたままである。
そこで、このフォントを削除して、最新のバージョンのフォントをインストールするという方策が考えられるのであるが、このフォントはシステムフォントでありアンインストール出来ないという表示が出る。

このフォントが保存されている、C:\Windows\Fonts を開き、このフォントを右クリックしてもプロパティが表示されず、フォントに対する権限を変更して、フォントを削除することも出来ない。

親フォルダはプロパティを表示出来るがセキュリティタブが無い。その上の Windows フォルダのプロパティにはセキュリティタブがあり、アクセス権限を変更出来るかと思われるが、そこまでやるとなると面倒であるし、不慮の問題が生起して困ることになるかもしれない。
従って、Noto Serif JP をアンインストールして、最新版をインストールし直すことは諦めたほうがよいと思われる。
代替策としては、名称の異なるフォントをインストールすることが考えられる。名称の同じ Noto Serif JP をインストールすると、保存されるフォルダは異なるものの、名称が同じであることからコンフリクトを起こす可能性は高い。しかし、名称が異なれば、その可能性は低くなるだろう。
幸い、Noto フォントには、Noto CJK というフォントがある。ダウンロードするには、GitHub の以下のサイトにアクセスする。
Github notofonts / noto-cjk

このページの右の欄に、Releases という表示があり、そこに Noto Serif CJK の最新バージョンへのリンクがある。それをクリックすると以下のページに飛ぶ。

この中で、自分が必要とするものをクリックすれば、ダウンロード出来る。比較的最新の環境であれば、一番上の Static Super OTC で良いであろうし、どれを選べば良いか分からなければ、Assets の上にある guide をクリックして、説明を読めばよい。Noto CJK は、繫体字中国語、繁体字中国語(香港)、簡体字中国語、韓国語、日本語の各フォント、それぞれ 7 ウェートずつをまとめたものだが、各言語ごとのファイルをダウンロードすることも出来る。
ダウンロードした zip ファイルを解凍してインストールし、Windows の設定>>個人用設定>>フォントを見ると、Noto serif CJK HK、Noto serif CJK JP、Noto serif CJK KR、Noto serif CJK SC、Noto serif CJK TC の 5 言語用フォントがインストールされているのが分かるだろう。HK は Hong Kong、KR は Korean、SC は Simplified Chinese、TC は Traditional Chinese のことである。そして、Noto serif CJK JP をクリックしてプレビュー用の入力欄に岸と入力すると、以下のように表示され、岸の字が表示されることが確認出来る。

LibreOffice Writer で、Noto Serif JP と Noto serif CJK JP、その他の明朝体フォントで、岸の字を入力したものが以下の図である。

とりあえず、現状では Noto Serif JP と Noto serif CJK JP の混在が可能である。今後、何か問題が生じるかもしれないが、その時は、このページで追記して報告することにしたい。
以上








